おはようございます❣️
外の景色が、しっかり冬してますね〜〜。
昨日偶々、18:00〜大河ドラマを見て、そのまま、TVをつけっぱなしにしていたら、ドキュメンタリーの番組が始まった。
織本順吉という役者さんの老いの姿を追った番組だった。
カメラを回しているのはTV番組のプロデューサーでもある娘さんの中村結美さん。
そばについているのは元女優さんだった奥さん。
綺麗事ではない、人間の老いの姿をありのまま写し続けているドキュメントに、目が離せなくなり、通常、既にお風呂に入っている時間時も関わらす見続けてしまった。
織本順吉という名前を聞いて、直ぐに顔が浮かぶ人はかなりの映画通か、TV通。
味のある役者さんである。
92歳で亡くなる直前まで、老いた役で、TVに、出ていました。
最後は、倉本聰さんの、「やすらぎの郷」だっただろうか⁉️
先に亡くなられた八千草薫さんとの共演だったようです。
若い頃はセリフ覚えが早く、使いやすい役者さんだったようですが、、、。
90歳を超え、台詞が頭に入らなくなり、眠ると忘れそうで、一晩中起きて撮影に臨んでいた様です。
それでさえ、台詞の一部を忘れたりして、役者としては屈辱的な目の前にカンペを建てられるという中でのリハーサルで、彼はショックだったのでしょう、その役を本番前に降りたそうです。
本当なら、映しておきたくはない様な、自分の不自由さから、奥さんに当たったりして、奥さんが切れ、怒鳴られる場面も、、、そのまま映っていました。
娘さんは、最初、父親である織本順吉の今を映すに当たって、心の一部には、小さい頃ほっておかれた恨みから、復讐しようという気持ちもあったそうです。
ただ、死ぬまで、役者、織本順吉であった父は、娘のそのカメラを避けようとはせず、映され続けました。
同じ役者の女優さんが、倒れて入院した織本さんを見舞った時、カメラが回っていることに気付いて、「そこまでやるか⁉️」と言った言葉が、胸に刺さったとか、、。
役者仲間の人達が見舞いに来てくれると、彼の演技論が、始まります。
「今の役者は、演技しているんだよね、、、それじゃダメなんだよ、ただそこにいて息しているだけでいいんだよ」
「自分の演技がダメで、ダメ出しされてわけじゃない」
最後の最後まで、彼の役者魂が感じられて、感慨深いドキュメンタリーでした。
亡くなる、少し前、彼が娘さんにかけた言葉、「映し続けてくれてありがとう、役者冥利に尽きる」「お前には、俺の血が流れている」
最後の最後まで、役者、である織本順吉に拘った彼の生き様に、圧倒されました。
思うに、彼が2枚目で、主役級の役者さんだったらこういう事は出来なかっただろうし、やらせなかったでしょう。
久し振りに、演技ではない、本物の、1人の人間の生き様を見せて頂き、感動しました。
今日のアップは、ベストドレッサー賞第4位、富永由美さん、王女様の様な雰囲気が素晴らしい❣️








